ロードバイク初心者の練習レポート

はじめまして、たっくんです。ロードバイク初心者のがロードバイクを購入するところから成長していく過程を書き留めていきます。

第1回 ロードバイク選び

はじめまして、この度ロードバイクを始めることを決意しました、たっくんです。

始めるにあたって、さっそくロードバイクを選んでいくで~!

とはいうものの、どうやって選べばいいのかわからりませんww

なのでこれからわたしのようにロードバイクを始める方のためにも履歴を残したいと思います。

 

たっくんがロードバイクを選ぶときの基準にしたのは主に次の3点です。

 

選定基準1 予算15万円で乗り始められること

できれば素材やグレードにお金をかけたい一方、新車に対するこだわりは全くありませんし、走ることに支障がないのであれば年数や多少の傷も気にしません。これは、自転車に限らず、自宅やマイカーを選ぶ際にも大切にしている観点で、実際に自宅は築49年の中古マンションやし、マイカーも5年落ちのセレナです。新品にこだわらなくなったおかげで、出費が半分以下になる経験を知ると、もう新品には戻れません。あ、歯ブラシとかの消耗品はもちろん新品ですよw

そしてド素人のたくまが、フレームから購入して自分で組み立てられるわけもありません。

なので完成車の中古品から選ぶことにしました。

なお、この予算には以下の項目を含めます。

・本体代

・送料(1万円前後)

・できればそれ以外の備品(ヘルメット、交換用タイヤチューブ、専用空気入れなど)

 

選定基準2 見た目のカッコよさ

何を始めるにしても見た目から入りたいタイプです(笑)

会社の同僚に「何を基準に選べばいいか」と尋ねてみると、「最初の1台は見た目で良いと思う」とのこと。ということで、まずはわたしの主観で見た目がカッコいいものの中から予算にあうものを選ぶことにしました。

ちなみに私はスノーボードをやっており、ウエアを選んだ基準が「見た目が派手で人とかぶらないこと」でした。ご参考までにスノボウエアの写真もご覧ください。

けっこー派手でしょ?

デザインの選択肢の多さも中古を選ぶメリットとして挙げられますね。新品とか最新モデルにこだわっちゃうと、その中で気に入ったデザインを探さなくてはいけなくなるので。

 

 

 

選定基準3 サイズはMサイズ、できればカーボンフレーム、コンポは105以上

サイズについては、近所の自転車屋さんでフィッティングしてみて、違和感のないフレームの大きさがMサイズでした。ちなみに私の伸長は172センチで、股下は70センチ中盤です。Sサイズでも問題なかったですが、Mサイズの方がよりリラックスして乗れそうな感覚でした。各社メーカーによってサイズのバラツキはあるようですが、CorratecとTREKともにMサイズ相当のもので問題なかったです。ということで、たぶんどのメーカーでもMサイズで大丈夫でしょう。あと、フレーム以外の部分なら、微調整はできるみたいです。

フレームに関しては、クロモリ < アルミ < カーボンの順でだいたい価格が高くなり、より軽量なフレームになります。ただ、軽い素材を使うと硬さが小さくなる分、ペダルを漕いだ力が逃げることがあるようです。素材によってメリット・デメリットがありますが、できれば一般的にグレードが高いと言われるカーボンを購入できれば嬉しいですね。

ちなみに、商品によってはカーボンとアルミを組み合わせたフレームなんてのもあるそうです。

 

コンポーネント(略してコンポ)は、初めは気にしていなかった項目です。ロードバイクを探し始めたばかりのたくまに、コンポーネントという概念があるはずもありませんw

ただ、ネットでいくつもロードバイクを見ていると、しきりに出てくるキーワードだったので少し調べてみました。ふむふむ。どうやらブレーキや変速機のことをまとめてコンポと呼ぶらしい。なんと、コンポのメジャーなメーカーは日本のシマノ!そういえば我が家の電動自転車も、幼少期に乗っていたマウンテンバイクも変速機がシマノだった気がする!ヤフオクを見ているとだんだんわかってきますが、搭載されている8割ぐらいのコンポがシマノ製ですw 気になって「シマノ 変速機 シェア」で調べるとこんな記事が。

自転車界のインテル、「シマノ」高収益の秘密 | 素材・機械・重電 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

なんと実際のシェアは85%!圧倒的!!もはやシマノなくては自転車は走らないと言っても過言ではないでしょ!

と、シマノのシェアで盛り上がってしまいましたが、そのシマノのコンポ-ネントには7つのグレードがあり、105というのはそのうちの1つのグレードになります。105はグレードの高い順から数えて3つめのグレードになりますが、初心者といえども、105がオススメということです。

どうやら105以上で変則機(後輪)のギアの枚数が11枚になり、ブレーキの機構も変わるので、変則機・ブレーキのクオリティに大きな境目があるようです。比べたことないから知らんけど。

(11/28更新:105でも昔のタイプは後輪が10枚だったようで、私のは10枚の方でした。笑)

シマノコンポーネントのグレード一覧。

・DURA ACE(デュラエース

ULTEGRAアルテグラ

・105(イチマルゴ)←ここが狙いどころ

・Tiagra(ティアグラ)

・SORA(ソラ)

Clarisクラリス

・Tourney(ターニー)

 

以上を踏まえてネット上で候補を挙げてみました。

2~3日かけて見てみると、15万円あればだいたいこれぐらいのグレードのロードバイクが購入できそうです。

・デザイン:割と不自由なく選べる

・フレーム素材:コンポを欲張りすぎなければ、フルカーボンも選択肢に入る

コンポーネント:105を中心に選択できそう。チラホラTiagraやULTEGRAが搭載されたモノもある。

 

では、実際にデザイン、予算、グレードの要件を満たし得るロードバイクをピックアップしていきましょう!

ヤフオクやメルカリで中古品を物色していきます。購入候補には画像を載せていますが、さすがに出品されている商品の画像をアップするわけにはいかないので、メーカーのホームページから拝借した画像です。

 

候補1:Gusto DURO Sports

GUSTO DURO SPORT(GUSTO HPより)

新車価格:約23万円

中古価格:15~20万円

フレーム素材:カーボン

コンポーネントシマノ 105

お気に入りポイント

赤×黒で左右非対称のカラーリングと、フレームの形状です。下の写真をご覧いただくとわかるように、左側から見た時は黒背景に赤いロゴ、右側から見た時は赤背景に黒いロゴになっているのです!珍しいと思って調べてみましたが、私が唯一見つけられたのは「DE ROSAのIDOL」だけが左右非対称の配色でした。

また、メーカーのGUSTOは台湾メーカーです。台湾は世界中の自転車メーカーから生産を受託してきたことを背景に、生産技術が非常に発達しているそうです。一方、欧米メーカーに比べてブランドがまだ構築できていないので、価格は控えめ。そのため、品質に対する価格が低いので、高コスパロードバイクになる場合が多いそう。

(参考)【予算20万円】コスパ重視で選ぶ、2022年おすすめのロードバイク - YouTube

 

懸念点

デザインや品質面ではかなりの有力候補なのですが、中古相場を見る限り予算を2~5万円程度オーバーする可能性大!ちょうど出品されているのが、即決価格なしのオークションだったので、どこまで値段が上がるかわからない。

 

コスパが良いロードバイクとして取り上げられていたせいか、中古価格が新車価格からあまり下がりにくい印象です。(私が最初にGUSTOを調べたのもこのYOUTUBEがきっかけです)。

コスパがいいのはありがたいが、中古車価格が下がりにくいのは困るw

 



 

候補2:TREK DOMANE S4

DOMANE S4(TREK HPより)

新車価格:約23万円

中古価格:15万円

フレーム素材:カーボン

コンポーネントシマノ Tiagra

試乗レビュー:2017 TREK(トレック)Domane(ドマーネ)S 4 のご紹介

 

お気に入りポイント

全体的に艶消しのカラー。近所のショップで取り扱いがあり、現物を確認できた。ほぼ未使用の状態でいわゆる新古車、キレイ。

フレームの構造が特徴的で、乗り心地が快適らしい(一回跨いだだけやから、おれにはわからん)。

また、サイクルショップのスタッフと人間関係を構築する第一歩にできる。まだ自分でメンテナンスができない自分にとっては、困ったときに頼れるお店を見つけておくことは、けっこー大切なんじゃないかと思っている。サイクルショップは自社で本体を購入してくれた顧客を大切にする傾向があり、店によっては他店で購入した自転車のメンテナンスを断るところもあるそうです。

 

懸念点

コンポーネントシマノのTiagraである点がほかの候補に劣る。現物を見てデザインが気に入ったので、買いたい衝動に駆られるも、デザイン的にはわずかにGUSTOに軍配が上がっていたため、いったん帰宅。会社の同僚に意見を求めると、やはりコンポーネントのグレードが気になることと、TREKは日本では割と走っている台数が多いとのことで、ひとまず購入は保留に。

 

 

候補3 Wilier GTR

 

Wilier GTR



新車価格:約24万円

中古価格:約13万円

お気に入りポイント:派手さとオシャレのバランスが好み。候補1に勝るとも劣らないレベルでデザインが気に入った。取り扱いしているお店が少なく、日本ではWilierに乗っている方が少ないっぽい(=人とカブらない!)

100年以上の歴史がある老舗メーカー。憧れのイタリア車です!自動車でイタリア製は手が届きませんが、自転車なら買える!しかも予算的にお釣りがくる!

DE ROSAもそうなんですが、イタリアメーカーのロードバイクって、デザインがおしゃれなところが多い気がしますよね。

すごいざっくりと、国ごとにメーカーのデザインの印象

イタリア:オシャレ

ドイツ:無骨

アメリカ:合理的

もちろん同じ国でもメーカーによる違いはあるんですが、中古品をざっと見比べるとこんな印象を受けました。

 

懸念点

出品されているのが2014年製で見ている商品の中ではそこそこ古い。多少傷あり。とはいえ、出品されているお店が、「まだまだ走れる」って書いてるのでさほど心配することでもないかな。

 

いざ、決断のとき!!

わたしはなんとなくのイメージで決めてしまうクセがあり、ときどき決断が失敗だったことに気付くことがあります。

なので一度冷静に3つの候補を比較するために金額、デザイン、グレードを一覧にまとめました。

白い☆が5つで満点です。

比較表

冷静な比較の結果…

WilierのGTRに決定いたしました!

3項目で満点を獲得。これはきっといい買い物になるに違いない。

決断した俺に、迷いはない!

そうと決まれば、さっさと購入ボタンを押して、決済手続き!

 

さて、今回はどうやってロードバイクを選んだか、詳細に記録しました。

次回は商品が届いたときに更新したいと思います!

届くのが楽しみだわ!